朝のニュースでたまたまこんな話題が出ていました。
【実感なき景気回復、中年層の年収が……】
内容としては厚生労働省の調べによると世帯年収の中央値が年々減少傾向にあるということ。
こちらが実際のグラフ
これは、20代の僕から見てもやばいですね…
平成7年~平成27年の20年間で122万の減少。今、思い返してみると昔より残業が推奨されなくなったため、残業代が出されなくなったと考えるのが妥当でしょうか。
それで、自然と中年層の平均年収が下がっていったと…。なるほど、納得できる。
しかし、残業なしで日本より多く稼いでいる海外の働き具合を考えると日本の効率の悪さは問題が多いと考えるべきでしょう。
実際にもっとも平均年収が高い国はスイスの1,150万円だそうです。日本の2倍を上回ってますね。
引用元:マイナビ【1位はなんと日本の2倍?! 平均年収が高い国ランキング!】
アベノミクスはどうなった?
そもそもの原因として、アベノミクスが機能していない可能性があるのではないかと考えます。アベノミクスが提示した3つの方針
- 財政出動
- 金融緩和
- 成長戦略
の内の金融緩和によりお金の回りをよくすることで、本来ならば、多くの給料が貰えるはずだった。
そのお金を使い、たくさんの買い物をして税金を多く収めて貰うことでデフレの脱却、インフレを目指す意図だったのに結果としてはこの現状です。
また、こんなグラフも見つけました。
『中世帯収入中央値と共働き世帯の動き』です。
見てみると、共働きの世帯は年々増えていっているのに対し、収入の中央値は減少していっている。
これは、いろいろと仮説が立てられます。非正規雇用による若者が増えたことが原因とされていたり、企業側がコスト削減のため人件費を減らしているなど。
そう考えると、終身雇用が保証されなくなった今の時代、企業で正社員として働く需要は少なくなっているのではないかと思います。
昔と違い、インターネットが普及している中で、時間と場所に縛られない働き方で正社員よりも多くの収入を得ることができるんですよ。
これをやらない手はないですよね。
僕もそんなライフスタイルに憧れてこの道を進む決心をしました。昔と違って人々の働き方や考え方が変わり始めているのだと感じます。
このまま、世帯収入が減少していくことを考えると個人で収入を得られる力を磨いていったほうが賢明ですね。そのうち、企業に勤める人とフリーランスやアフィリエイトなどで個人で稼ぐ人が半々ぐらいの割合になる未来が来るのではないかと思います。
最後に
今回のニュースを知って思ったことは、
- 企業に勤めているだけでは高収入は望めない
- 共働きしても昔のように稼げない
- 個人で稼ぐ力を身に着けるべきといったところでしょうか。
先の将来を考えると企業勤めではなく、個人で収入を得ることが必要だと考えさせられるいい内容でした。