突然ですが、あなたは「会社で働かない生活ができたらな」と考えたことはありませんか?
会社で雇われないとなると、不労所得で生活するマンション管理者や投資で生活するデイトレーダーがいますが、一般的には”フリーランス”として、会社に雇われずに仕事をしていくことになるかと思います。
この記事を読んでいる人の中には、フリーランスとして働くことに憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか?
しかし、会社を辞めてフリーとして活動した場合、「果たしてその働き方は自分にとって幸せななのか?」と悩むこともありますよね。

今の会社を辞めて、フリーランスで活躍していきたいと思っているんですが、先行きが不安で…
どうすればいいでしょうか?

今回の記事では、1年近く趣味を仕事にしている僕が、今まで感じてきた「個人で仕事をすることのメリット・デメリット」についてまとめてみました。
これから会社を辞めて、個人で仕事にしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
◇目次◇
そもそも、何の仕事をしているの?

そういえば、とかげさんって何の仕事をしているんですか?

主に、書く仕事をメインに活動しているよ
いろいろと複合的ではありますが、正式な職業としてはライター業にあたります。
主な収入源として
・ブログ
・ランサーズ・クラウドワークスなどの注文
・小説投稿
といったところでしょうか。
8割方はブログでの収入になりますが、ランサーズやクラウドワークスで書く仕事があれば、請け負うことにしています。(シナリオ執筆など)
他にも、自分のブログで書いた小説の一部を有料販売して収入を得ています。
こちらは、収入の一割も満たしてはいませんが、買ってくれる人がいるだけでうれしいので、少なくても気にしていません。
後は、副業として「メルカリ」や「ココナラ」といったサービスを使ったビジネスをしていますね。

初めて知りました!
毎日家にいるので、ただのニートかと…

ちょっ!それはひどくない!?
フリーランスで働くメリット
フリーランスとして活動していると、人によっては「老後の年金がもらえないんじゃないの?」「会社に勤めたほうが安心じゃない?」と心配し、会社で働く方がメリットだと言い張る人たちがいますが、僕はこれらをあまりメリットだとは感じていません。
少し考えてみてください。もし、あなたが60~65歳まで働いたとして、定年退職をしたその後は、どうなっているか想像できますか?職はなくなり、収入は年金だよりになるんですよ。こっちのほうが心配になりませんか?
若いうちから、会社に依存することなく、自ら稼げる力を持つことは、これからの日本では必要だと感じています。
少し話がずれてしまいましたが、「会社で働くメリット」より「フリーで働くメリット」の方が大きいと感じたので、自分は今の仕事スタイルを選んでいます。
そんな僕が、フリーとして働いて感じるメリットは次のようになります。
働く時間と場所を自由に決められる
フリーとして活動している身としては、時間と場所の縛りがないことが一番の魅力です。
僕自身、時間と場所の縛りがないことに魅力を感じて、この道に踏み込んだともいえますが、社会人と比べると本当に「自由だなぁ」と感じる毎日を送れていると感じます。
ある日、友人と食事をした時に聞いた話なのですが、彼は朝6時に起き、満員電車に揺られながら、1時間以上かけて会社に出勤しているそうです。
しかも、仕事終わりには疲れもありながら、人間関係を保つために上司や同僚と飲みに行き、家に帰る頃には深夜0時を過ぎているなんてことが日常のようです。
体育会系の会社なので、上下関係が厳しく、人間関係に悩むことも多いとか…。
また休日は、日々の疲れが抜けないようなので、寝たきりの生活になっているとも言っていました。このような毎日では、ストレスもたまりますよね。
それに比べて、僕は毎日9時ぐらいに起き、忙しくなければ作業を3~4時間するだけで1日の仕事が終わるといった形です。あとは好きなことをして過ごしています。
フリーとしての活動は、自分で働く時間と場所を選べるので、早朝、深夜構わず好きな時に仕事ができます。満員電車とは無縁で、出かけるときは混雑を避けて昼過ぎに出ることが多いです。

そもそも自宅が仕事場なので、あまり出かけることはありませんけどね
自己管理ができていないと成り立ちませんが、慣れれば誰でもできるようにはなります。作業スケジュールを立てている時なんかは、いろいろとアイディアが浮かぶので、特に楽しいと感じますね。
人間関係が選べる
先ほど、人間関係で悩む友人の話をしましたが、フリーになると「人に関する悩み」がほとんどありません。
自分で仕事を選べるので、嫌なことは嫌と言えるし、やりたいと思った仕事だけすることができます。
会社で受けるストレスの大半は人間関係みたいですからね。ストレスを感じない環境にいるということは大きなメリットではないでしょうか。
極力、ストレスを感じない生活を目標にしているので、人間関係に疲れを感じる人やコミュ障の人にとっては、魅力的な環境だと思います。
やりがいが大きい
個人的に、仕事に対してやりがいを感じることは重要だと思っています。あなたは自分の仕事にやりがいを持てていますか、と聞かれたら速攻で頷ける自信があります。
なぜ、やりがいが大事だというと、仕事に対してのモチベーションが変わってくるからです。やりがいを感じるとモチベーションが上がり、作業も捗る。作業が捗ると良い結果が出て、またモチベーションが上がるといった好循環が生まれます。
こういったことから、仕事へのやりがいは良い結果を生むことの土台であるのだと僕は考えています。ただお金を稼ぐだけに、仕事をしていても幸せにはなれませんからね。
やりがいを感じることで、幸福感を得られていると言えますね。
好きなことしながら作業ができる
仕事をしていると、どうしても自由が利かないときってありませんか?仕事中にアニメを見ながら作業することは普通の会社であればできませんよね。(できるところがあれば、ぜひ入社したいです)
しかし、フリーとして活動していると自宅で作業しつつ、アニメを見て、スマホゲームをするといったことが可能です。
アニメやゲームなどの「物語」を一つでも多く味わいたい僕からすると、会社で8時間も作業のみしている時間は非常にもったいないと感じてしまします。
作業をしながら、アニメを見ることができる今の環境は、「自由」というメリットが得られていると言えるでしょう。
自分の能力次第でいくらでも稼げる
世の中の人が、フリーとして活動する理由の一つに、成果に対しての給料の少なさが問題としてあるのではないでしょうか。
会社にもよりますが、新卒として入社するといくら頑張ってもなかなか昇給できない、給料が上がらないという声もネット上で見かけます。
特に、この記事を読んだときは驚きました。
【これって多いの?少ないの?】気になる昇給の平均額について調べてみた
従業員が昇給した時の平均額についての記事なのですが、25万円の給料を受け取っている人の場合、中小企業で3,500円前後、大企業で6,500円前後しか給料が上がらないそうです。
これを読んで就職しても大して稼げそうにないなと感じましたね。
その点、フリーで活動していて思うことは、自分の頑張り次第で、20代でも月収40万や50万を稼ぐ人は多くいるということ。僕自身は25万円とまだまだこれからですが、伸び幅はいくらでもあるなと感じています。
逆に、頑張りがないと月収0円なんてこともあるので、自分でお金を稼げる自信がなければ、フリーとして活動することはやめといたほうがいいでしょうね。
わざわざ、生活ができなくなるリスクを冒してまで、フリーになりたい人はいないともいます。
フリーランスとして働くデメリット
さて、メリットを並べてきましたが、もちろんデメリットも存在します。
フリーでの活動は、いいことばかりではないことを知っておいてください。
メリットとデメリットを比較した時、あなたがメリットの方が大きいと感じるのならば、きっとフリーランスとして向いているでしょう。
反対に、デメリットが大きいと感じるのであれば、会社で安定した収入を得られたままの方が幸せだと思います。
個人作業が多くなった
個人でブログや小説を書くといったことをしていると、どうしても個人作業が多くになってしまいます。
そのため、外に出る機会がめっきり減りました。
生活以外の外出ですと、月一で友人と遊ぶぐらいでしょうね。僕は、お酒自体あまり得意ではないので、飲みに行く機会もほとんどありませんし。
ネット上での関わり合いはありますが、実際に人と会うのは月一度ぐらいです。仕事内容にもよりますが、僕の場合、ネット上で済ますことができるため、個人作業は多くなっています。
会社でのグループのような関わり合いがないので、1人で仕事するのが心配といった人は、この道は向かないと思います。
収入が不安定なので、不安が大きい
やりがいが大きい分、もちろん不安も大きいです。
中でも、収入が不安定なことになると心臓に悪いですね(笑)
自分の頑張り次第で収入も変わってくるので、作業をなまけた時は一気に収入が下がることもありました。
フリーランスとして駆け出しの頃は、クラウドワークス等のサービスでよく仕事を請け負うことがあったのですが、1ヶ月間全く仕事を請け負わなかった時期の収入は、先月の3割減なんてこともありましたからね。
毎月、安定した収入を得られないことは、デメリットだと思います。
僕だけに限った話ではなく、この問題はフリーとして活動している人の宿命ではないでしょうか。なので、日々お金になることを考えるようにすることが、改善策に繋がると思います。
確定申告が面倒
フリーランスは会社員と違って、確定申告を自分で申請しなければなりません。
なので、手続きやら管理やらで非常に面倒な部分もあります。
僕の場合、学生時代に簿記を習っていたので、少なからず知識はありましたが、実際にやってみると何が何だかさっぱり。当時は「白色申告?青色申告?」という状態でした。
特に税金の知識は全くなかったので、1からの勉強が必要でしたね。所得税や事業税など、中には知っておかなければ後々後悔する税金がありますので、注意が必要です。
レシートの管理、帳簿の記録、税金の知識などいろいろと面倒ごとはありますが、所得税を取られずに済むメリットもあるので、とても大切な作業とも言えます。
人を雇えば面倒な作業をしなくて済むとは思いますが、個人で活動するのなら雇うまでもないでしょう。「経費の管理」「簿記の知識」「税金対策」などの『本職以外の作業が必要』ということで、デメリットとして挙げておきました。
確定申告については、参考になったサイトがあるので詳しく知りたい方は、こちらを見るようにしてください。
最後に
いかがだったでしょうか。
メリット・デメリットを聞いて、考えが変わった人もいるかと思います。
僕がフリーランスとして活動できているのは「ブログ収入」という大きな基盤があるからです。これのおかげで、比較的安定した収入を得られていると言えます。
あなたも現状から抜け出して、会社に雇われずに好きな趣味で稼いでいきたいというのであれば、ブログでの収入はやっておいて損はないはず。
以下の記事で、趣味ブログでもお金を稼ぐことができる方法を紹介しているので一度読んでみてくださいね。
⇒趣味ブログで3万円稼ぐには?初心者でもできるブログアフィリエイト 近日公開
まがねちゃんは心配性だね。
じゃあ、僕がフリーランスになって感じた「個人で仕事をするメリット、デメリット」を聞いてみて、それから決めてみてもいいんじゃないかな。